一般社団法人VR革新機構が、小中学生を対象に「子ども・学生VR自由研究大会」を開催します。この大会は今年の夏休みに開催予定で、現在は勉強会や説明会、セミナーなどが開催されています。
「VR自由研究」とは
VR自由研究とは、「リアルとバーチャルを組み合わせた新しい自由研究」のこと。具体的には、以下のような場面で現実的に活用される研究を目指すようです。
・医療・介護・学習・金融などのさまざまな業界におけるソリューションの提供
・環境問題などの社会課題の解決
同機構は、教育の観点から子どもたちに早くからITと科学の知識を深めてもらうため、このイベントを企画。「年齢に関係なく子どもや学生が自分の興味・関心を探求し発表する場を設けることで、多様性に満ちた社会で自らの立ち位置を築き、将来に向けて人脈を構築できる人材を各地域で育てることを目指す」としています。
本大会で同機構は、技術研究開発支援や研究テーマ提供、実現可能性の検討、研究者マッチング、VR技術活用検討など、多方面から自由研究参加者への支援を実施。最終的には、本大会のVR自由研究が国の競争的研究費制度に採択されることを目標としており、子どもたちの夢や自由な発想が国の研究となる枠組みを推進するとしています。
8月の本番に向けて、現在セミナーや説明会などを実施中
大会のスケジュールは以下の通り。現在は、夏休みの本番に向けてセミナーや勉強会などが開催されています。
同機構は2023年4月23日に、国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構 関西光量子科学研究所で第一回目の説明会(キックオフ説明会)を開催。大会の概要説明や質疑応答、3D・VR撮影機器のデモや体験などが行わました。
次回は、2023年6月にVR体験制作会を予定しているとのことです。
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