家庭教師向けのプラットフォームを提供するPearlが、シードラウンドで400万ドル以上を調達|人材育成や機能拡張を進める

世界で唯一、オールインワンの家庭教師向けプラットフォームを提供するPearl(旧社名:Trilogy Mentors)が、シードラウンドで400万ドル以上の資金を調達した。本ラウンドはBlu Venture Investorsが主導し、Fidi Venturesなどが参加した。

Pearlは今回調達した資金を使用して、人材育成や新しいレポートエンジンの導入などを進めるという。また、今後数週間のうちに多くのパートナーシップを発表する予定だとしている。

(アイキャッチ画像の出典:Pearl社HP

家庭教師による家庭教師のための企業、Pearl

出典:Pearl社HP

Pearlは、米国バージニア州リッチモンドを拠点とする研究開発型スタートアップだ。2016年の設立当初は、リッチモンドで学生と家庭教師をつなぐ対面式の家庭教師事業を行っていたが、リッチモンドのLighthouse Labsが提供するアクセラレータ・プログラムを経て、テクノロジー企業となった。

同社の製品は、オールインワンの家庭教師向けSaaSプラットフォームだ。個人の家庭教師や家庭教師派遣会社を対象に、業務で必要なツールを1つのプラットフォームとして提供している。このプラットフォームを使えば、(リアルとオンライン)ハイブリッドの家庭教師プログラムを容易に立ち上げ、運営できるという。

同社のプラットフォームには、以下のような機能が搭載されている。

Pearlの家庭教師向けプラットフォームに搭載された機能(一部)

・生徒や保護者、家庭教師などの管理

・授業スケジュールの管理

・文書の共有

・1対1および少人数制の仮想クラス(ホワイトボードや画面共有、録画機能あり)

・授業に関するレポーティング

・インラインチャットを活用したライブサポート機能(ワンクリックで実際の人間のヘルプにアクセスできる)

Pearlは、企業や州機関などと提携してハイブリッドの家庭教師プログラムを立ち上げ・拡大・運営している。また、ブラウン大学のアネンバーグ研究所(Annenberg Institute)などと協力して、有効性を証明するために必要なデータの収集・保護にも取り組んでいるという。

自らを「家庭教師による、家庭教師のための会社」だと称するPearl。時流に乗って対面式の家庭教師事業からエンジニアリング企業に転身した姿は、非常にまぶしく映る。

「対面学習とオンライン学習が融合」する流れは、今後も進むだろう。このハイブリッドな学習環境で最適な教育を提供するためには何が必要なのか、Pearlの事例は大いに参考になりそうだ。

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