ファンタジーの世界で数学と英語を学ぼう!|Prodigy Educationが開発した学習ゲームが、米国で最も人気のあるプラットフォームの1つに選出

「子どもの学習意欲を高めるにはどうすればいいのだろう」と悩む方は多いと思います。その解決策として、「ゲーム」が重要な役割を果たすかもしれません。

8月30日、ゲームベース学習のグローバルリーダーProdigy Educationsは、同社の数学ゲーム「Prodigy Math」が、米国の学生と教師の間で最も人気のあるプラットフォームの1つに選ばれた報告しました

今回「Prodigy Math」は、2021~2022年度における子どもたちのエドテック利用状況を調査したレポート「EdTech Top 40 Fall 2022 Report」で、補助プラットフォーム(supplemental platform)部門の1位に選出。また、全エドテックソリューションを含めたランキングでも18位に入っています。

(アイキャッチ画像の出典:Prodigy Education

ゲームベースの学習に力を入れる、Prodigy Educationとは

Prodigy Educationは、学習ゲームを開発する米国のエドテック・スタートアップです。「子どもたちの学習モチベーションを高めることが、学びを愛する心の育成につながる」という考えの下、子どもたちが楽しめるゲームベースの学習に力を入れています。

同社は現在、数学と英語を学習するためのゲームを提供しています。各ゲームの特徴は以下の通りです。

①数学学習ゲーム「Prodigy Math」

出典:Prodigy Education

Prodigy Math」は、エキサイティングなファンタジーの世界で数学を学べるゲームです。

この世界には多くの冒険があり、全ての冒険には数学の学習カリキュラムが埋め込まれています。子どもたちは、数学の問題の問題を通してバトルに取り組み、クエストを進めるのです。ペットを救出して仲間にしたり、アイテムを収集したりして、楽しくゲームを進めることができます。

https://youtube.com/watch?v=2YWd3RxO5bc

②英語学習ゲーム「Prodigy English」

出典:Prodigy Education

Prodigy English」は、子どもたちのリーディングスキルや言語スキルを伸ばすためのコンテンツです。自分だけの村をつくりながら、英語力を高めることができます。

子どもたちは最初に、自分のアバターを作成。さまざまなキャラクターと出会いつつ、材料を集めながら村を構築していきます。各キャラクターと力を合わせる過程で、責任感や協調性、計画性なども身につけることが可能。作業を続けるとアバターの体力が低下しますが、単語や文法の問題に正解するほどに体力が回復し、ゲームを進めることができます。

「Prodigy Math」と「Prodigy English」には教師用と家庭用、2種類のアカウントがあります。教師用アカウントでは、学校教育カリキュラムに準拠した教育コンテンツを、教室内外問わず無料で利用できます。家庭用アカウントも基本的には無料ですが、子どもの学習状況を把握するための保護者向け機能などが付いた「メンバーシップ」を購入することも可能です。

保護者や教師からも選ばれる、Prodigy Educationの教育ゲーム

Prodigy Educationの人気は他の場所でも示されています。実はこの夏、Prodigy Educationの教育ゲームは、以下2つのコンシューマー・アワードを獲得しているのです。

Parent and Teacher Choice Awards

・保護者と教師が審査員となり、優れた教育製品・サービスを選ぶもの。
・「Prodigy Math」と「Prodigy English」が「Website, Educational Game」のカテゴリーでゴールドメダルを受賞
(審査員のコメントはこちら:「Prodigy Math」「Prodigy English」)

National Parenting Product Awards (NAPPA)

・年間を通した製品テストを行い、優れた教育製品・サービスを選ぶもの。大会の評価チームや外部テスター(子どもたちやその保護者)が審査を行う。
・「Prodigy Math」が受賞
(審査員のコメントはこちら:「Prodigy Math」)

これらの受賞を受けて、Prodigy EducationのCo-CEOであるRohan Mahimker氏は次のように述べています。

「これは、カリキュラムに沿った教育コンテンツを魅力的なゲーム体験の中に組み込むという当社のアプローチが評価された結果だと思っています。このようなアプローチによって、子どもたちは学習への意欲を維持できますし、教師や保護者は学習への投資を続けることができるのです」

大人も子どももつい夢中になるゲーム。その力を教育に活用する取り組みには、大きな可能性があります。今後も注目です。

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参考記事

Top of the Class! Prodigy Math Named Top Supplemental Education Platform in United States

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